>>二転三転の運動会の名前決め。子どもたちが決めた名前とは?/みんつく初台の運動会①
運動会の名前決めでは子どもたちの成長を感じた、ドキドキ・ワクワクな出来事についてお話しました。が、まだまだ今回の運動会でのドキドキ・ワクワクな出来事は続きました。
今回は、そのことについてお話します。
ある日、保育士から、年長児が保育園での最後の運動会ということもあり、「プログラムの運動会名の色選び」と「看板つくり」を年長児にお願いしてみたいという提案をすることにしました。
保育士
「みんつくでの運動会が今回が最後になるから、みんなで思い出作りも含めて、プログラムの運動会の名前の色選びと看板つくりをやってみない?」
子どもたち
「やりたい!」「やってみたい!」
と前向きな返事が返ってきたので、お願いすることに!
まずは、プログラムの運動会名の色選び。
保育士は、子どもたちがどう決めていくか見守っていると・・・・
子どもたちは、「あ・げ・は・う・ん・ど・う・か・い」の9文字あるということにまず気づきました。
そこから、みんなで輪になり話し合いをし、1人ずつ好きな色を選んでいる
その矢先……
ある子どもが、その日は年長児が1名休みなことを思い出し、
「◯◯ちゃん休みだから、来てから決めようよ」
と、いう一言が。
「クラス」という概念が子どもたちは無意識に理解していたのだと、実感した出来事でした。
翌日、クラス全員が揃い、再度ホワイトボードを活用しながら色選びし、「配色もこだわりたい!」ということで、子どもたちが自発的に相談しつつも配色も決めました。
そして、ついに完成しました!!!!
別の日に、看板つくりに取り掛かりました。
子どもたちには「看板を作ってくれる?」と伝えただけだったのですが、
ホワイトボードを使用しながら、お互いの書きたい物や考えを伝え合い、運動会の名前に沿って蝶々を描いたり手形を押してみたりと、看板の下地をわずか45分で完成させていました!
後日、運動会の名前を書く場所や配色、文字を書く順番までこだわり、看板が完成しました!
名前の配色を決める際に驚きの情景が!!!
ある子が、白い紙と色鉛筆を急に持ってきました。
何をするのか見ていると……
別の子が、1・2・3・4・5・・・と数字を書き、その下に個々が選んだ好きな色で棒を書き始めました。
????と大人は思いながらも、遠目で眺めていた次の瞬間…
あ・げ・は・う・ん・ど・う・か・い と書き、その下に1・2・3・4・5・・・と数字を書き始めました。
ここで、大人にはやっと子どもたちが行おうとしていたことがわかりました。
数字の下に棒を書くことで、子どもたちは配色を確認していたというわけです。
このやり方について、相談や話し合いをすることなく子どもたちが自然に互いの考えを理解しながら進められるクラスとしての団結力に驚かされました!!!
そして、子どもたちがアイデアを出し合い、完成した看板がこちらです!!
次の記事では、いよいよ運動会本番の様子をお伝えします。
果たしてどんな運動会になったのでしょうか!?次回の記事をお楽しみに!!