諦めないでください！求職中でも保育園に入れる？！実例紹介

首都圏をはじめとした待機児童激戦区では、保育園の入園選考はいわゆる「保育の必要性を証明する点数制」となっており、例えばフルタイムで兄弟在園中で就業実績あり、といった条件で加点していきます。

フローレンス本社のある千代田区の実施選考指数はこのような感じです。

点数の高い家庭から第一希望の園に決まっていくため、求職中や就学中の方など、最も保育を必要としている家庭が幼保無償化の恩恵を受けることが難しいといった側面があります。

こうした待機児童問題を解決するためにフローレンスは、小規模認可保育所・企業主導型保育所「おうち保育園」を都内に10園、仙台に2園、認可保育園「みんなのみらいをつくる保育園」を江東区と渋谷区の2園を展開しています。

また、フローレンスの保育園では、「求職中でも入園できた！」という方もいらっしゃいます。保活激戦のなか、いったいどうやって入園と就活を両立できたのでしょうか？

おうち保育園に通う、Mさんにお話を伺いました。

――保活を始める時、ご自身はどのような状況でしたか？

不妊治療を期に前職を退職していました。就労していないと保活が厳しいことは、周囲からも聞いていました。区役所に相談しても「離職されていると（保育園に入るのは）まず無理ですね」と言われてしまって……。「求職中」ということで、就活と保活をなんとか両立させなければなりませんでした。

――不安も大きかったのではないかと思います。

就活では、面接で必ず「お子さんはどうするの？」と聞かれました。仕事に就くには子どもの預け先が必要だけれど、保育園に入るには仕事を探さなければいけない。どっちから手を付けていいか分かりませんでした。

とにかく、子育て情報を発信しているブログなどを参考に情報収集しました。

――おうち保育園は、どこかでご存じでしたか？

一次募集には全て落ちてしまって、二次募集があった園の中におうち保育園があり、そこで初めて知りました。だから、決め手があったというよりは選ぶ余地もなく、すがる思いで第一希望に書きました。

――保育園に入って、ご自身の状況はどう変わりましたか？

子どもの預け先があるという安心感があるだけで、堂々と就職活動が出来るようになりました。「お子さんはどうするの？」の質問が来ても、「保育園決まってます」と胸を張って言えました。その後、無事就職が決まりました。入園できたから仕事も決まったんです。

――おうち保育園の様子はいかがですか？

私自身は大きな保育園で幼少期を過ごしたので、小さな保育園に子どもを預けるイメージが湧かず、入園前は「狭くないかな」「窮屈な思いをしないかな」と少し不安もありました。

でも、実際に子どもが園にいる様子を見ていると、小さい保育園でよかったと思いました。少人数でこじんまりした園だからこそ、目が行き届いていると感じます。

――これから保活をされる方に向けて、何かアドバイスがあれば教えてください。

みなさん既にされていると思いますが、とにかく情報収集が大事だと痛感しました。区に相談し、保活に関する記事やブログを読み漁り、なんとかいい形で保活も就活も成立させることができました。必勝法はありませんが、あきらめずに頑張りましょう。

就職していないと保育園には絶対入れないと思われている方も多いかもしれませんが、求職中であっても入園の可能性が全くないわけではありません。

将来的には全ての希望者が入園できる社会が理想ですが、まだまだ道半ば。希望の出し方にも少しコツがあるようですので、お住まいの地域の保育園の情報や先輩パパママのアドバイスを参考に、この保活戦線を乗り切っていきましょう。

フローレンスの保育園では、新入園児を募集中です。

入園を検討されている方向けに各園で保育所体験や園見学も実施しています。「参加してみたい！」という方はぜひ各園にお問い合わせください。
フローレンスの保育園各園情報はこちら。

★おうち保育園
0-2歳児の子どもたちのための小規模な保育園です。園名には、「おうちにいるような安心感を感じられ、子どもたちにとっての第２のおうちになりたい」という願いが込められています。

★みんなのみらいをつくる保育園
0-5歳児の子どもたちのための認可保育所です。園名には、「”みんなのみらいをつくる人”に育ってほしい」という願いが込められています。

インスタグラムで保育園の様子が見られます！

「おうち保育園」「みんなのみらいをつくる保育園」の紹介動画はこちら