おうち保育園のスタッフがみんつく東雲での１日をレポート ♪

みんつく東雲のハロウィンイベントの日、登園後「みてみて、忍者なの！」「恐竜だよ」「ステッキ持ってきた」などと身につけている物を披露する子どもたち。
今日はハロウィン行事として、仮装して遠足に出かける日なのです♪インターホンが鳴る度に玄関ドア前にわあっと集まり、”お友だちは何を着てくるのかな？”と興味津々で覗いている姿がとても可愛らしい朝の光景です。

みんなのみらいをつくる保育園東雲では”サークルタイム*️⃣”を行っていますが、今日は『今日は遠足（夢の島熱帯植物園）に行ってどんな気持ちだった？』というテーマで、遠足後に感じたそれぞれの気持ちを話し合いました。

元気いっぱいに手を挙げ、「1番楽しかった」「面白かった」「ラッキーだった」などと、思いを率直に伝えたり「電車に乗って楽しかった」「お弁当の塩おにぎりが美味しかった」など、より印象的だった場面を教えてくれたお子さんがいました。中では「みんなが大好きで、楽しかった」と話してくお子さんも。たくさんの言葉に心があたたかくなりました。

*️⃣サークルタイム
フローレンスの保育園では、「みんなの未来をつくることに自ら参加し、貢献し、そして楽しむ心を育む」ことを保育理念に掲げ、「シチズンシップ保育」を実践しています。その取り組みのひとつとして「サークルタイム」というこ子どもたちの話し合いの時間を大切にしています。

始まりはこどもたちの声、「やってみたい」をみんなで形にする保育

今回、遠足に行くことになったきっかけは、ぐりとぐらの絵本を読んでいた３歳児から「みんなで遠足に行きたい」と提案があったこと、また「ハロウィンの時は”夢の島”に行きたいね」と話していた５才児がいたことだったそう。あらかじめ決まっていた行事ではなく、子どもたちからでた意見を元に実現した1日だと知り、『やってみたい』をカタチにする保育が素敵だなと感じました。

子どもたちはこの経験の積み重ねから”今度はどんなことをやろうか”と新たなワクワクした気持ちになるのでしょうね。

『みんなも”やってみたい”があったら何でも教えてね！』という保育者からの言葉で今日のサークルタイムはお開きに。

子どもたちからどんな意見が出てくるのか、私も楽しみになりました♪

スタッフにインタビュー、サークルタイムの魅力♪

サークルタイム中は子どもたちが話す言葉を「そうだね」「〇〇って感じたんだね」と受け止める保育者と、話す相手の表情を見てお話を聞こうとする子どもたちの姿が印象的だったのですが、ふと、”誰かがが意見した言葉を否定しそうになること”はないのかなと疑問を感じ保育者にインタビューを行いました。

みんつく東雲のさちこ先生は『３歳児からサークルタイムに参加し、お兄さんお姉さんが自由に話したり、否定せずに相手の思いを知ろうとする様子を実際に見ている為、”どんな話でもみんなが意見を言っていい場所”と理解しているんじゃないかな」とのこと。何度も継続して行っている中でこの雰囲気が受け継がれているのだなと感じました。

また『お子さん全員が自分の思いを話せるものですか？』と尋ねると『話すことが緊張するお子さんもいます』と。その思いも大切にしている中で「でも今日は自分から手を挙げていましたね。ドキドキする気持ちを上回るほどの経験があったのでしょうね」と、嬉しそうに教えてくださいました。どんな姿も認めるさちこ先生、とっても素敵でした！

また別のみんつく東雲スタッフ、こうだい先生にサークルタイムの魅力を尋ねました
『決まったテーマに沿って話すけれど、だんだんと子どもたち自身の今話したいことが溢れて発展していくところ』が好きなんだそう。
『まるで世間話してるみたいに「僕も〇〇だった！」「私は◯◯！」などと意見が出る時は面白いです』と教えてくださいました。

その時の子どもたちはきっとパワフルなのだろうなと、想像し微笑ましく感じています。

ぜひ、その瞬間にもっと立ち会ってみたいものです。