フローレンスの保育園では、「みんなの未来をつくることに自ら参加し、貢献し、そして楽しむ心を育む」ことを保育理念に掲げ、「*シチズンシップ保育」を日々実践しています。
その取り組みの一つとして、みんなのみらいをつくる保育園では日常的に「*サークルタイム」という子どもたちの話し合いの時間をつくり、大切にしてきました。
そしてサークルタイムの話し合いの内容に『子どもたちからの提案』が多くなってきました!
園生活の中でやってみたい事だけじゃなく、これはどうなのかな、危ないかも!いけないことかも!ということまで。今日はそんなある日のサークルタイムの様子をご紹介します。
*サークルタイムについて詳しくは以下の記事も御覧ください
*シチズンシップ保育について詳しくは以下の記事も御覧ください
子どもたちからの提案で対話が!サークルタイムで自ら学び合う
ある日、話したいことがあると声をあげたAちゃん。「絵本を踏んでる人がいる」「ぬいぐるみを投げたり踏んだりする人がいる」という2つについて、みんなで話し合いたいと伝えてくれました。Aちゃんの発言から、子どもたちの対話が膨らみます。
- 絵本やぬいぐるみは、踏まれるとどうなる?
→破れる、壊れる、滑って転ぶ - 絵本やぬいぐるみが踏まれていたら、どんな気持ちになる?
→悲しい気持ち、いやな気持ち - 踏まれていたら、どうしたらよいか?
→踏んでるよと「優しく」教えてあげる、「優しく」お話しする
最後には、「踏まれないように、落ちていたら片付けるとよいね。」と、より良くするには自分たちはどうしていけばよいのか?を考えることができました。
子どもたちが与えてくれた気づき
この日サークルタイムを担当したスタッフからは、
「子どもたちだけの話し合いの中で、何人もが<優しく話す>と意見していたのが印象に残りました。自分が注意している時は、怒った気持ちのままになってしまっていることに気づきました。」 と自らにも学びがあったとの言葉が。
園での生活で、子どもたちは、大人にとっても大きな気づきを与えてくれます。
日々継続することの大切さ
シチズンシップ保育は5つの基本があります。
1.感情を知る・感じる
2.やってみたいはチャンス!
3.小さなことでも自分で決める
4.わたしはわたし、違うことを認め合う
5.対立は当たり前。話し合って解決する
子どもたちもいきなり対話ができるようになったわけではありません。今回のような対話が生まれたのは、日々の園生活の取り組みの中で、シチズンシップの基本を大切にし、継続をしてきたからこそ。
今うまく言えなくても、何回も繰り返してしまっても、声が小さくなっても、大丈夫。意見は言っていいんだよと伝え続け、これからも子どもたちがみんなの未来をつくることに自ら参加し、貢献し、そして楽しむ心を育んでいきたいと思います。
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