今回で3回目となった「げんきまつり」は、おうち保育園しののめ・とよす・門前仲町、みんなのみらいをつくる保育園東雲(以下みんつく東雲)の4園合同のイベントです!
今年は10月27日(土)に辰巳小学校の体育館をお借りして開催しました。
今年のコンセプトは「みんなともだち!」
普段、各園の子どもたちが一緒に遊ぶ機会は少ないものの、今年度は各園の2歳児が集まる「2歳児交流」を定期的に開催し、その様子やげんきまつりの準備の進捗状況を「みんなともだち げんきっこ通信」として発行しています!
今回のげんきまつりを通して、それぞれの園のお友だち、保護者、先生たちのつながりがさらに深まる機会になってほしいという思いがありました。
そして当日。
「これからげんきまつりをはじめます!おうえんよろしくおねがいします!
がんばるぞー!えいえいおー!」
と今年もみんつく東雲つくる組(3-5歳児クラス)のみんなの選手宣誓から始まりました。
準備体操は『♪げんきげんきマーチ』、歌声に合わせて「オーー!」とげんきいっぱいのかけ声が聞こえてきました。
体が温まったところで、最初の競技は障害物を越えてフルーツをとって木にくっつけるゲーム「フルーツパラダイス」です。
0・1・2歳児のお友だちは、お父さんお母さんと一緒にフルーツをとる子もいれば、自分でどんどん進んでいってフルーツを木にペタッと貼る子も。
上手に貼れるとニッコニコ!ちょっと不安で泣いてしまう姿もありましたが、無事貼り終わるといつもの笑顔が見られました!
3・4・5歳児になると、笛の合図とともにダッシュ!
「勝つぞ!」という気持ちがビシビシ伝わってきました。
保護者のみなさんも負けずに頑張ってましたね!
2つ目の競技は、「たすけて!ひょっこりはん」
あのひょっこりはんが園長先生たちに魔法をかけちゃった!
たすけて!おうち保育園、みんつくのみんな!フープの新聞紙をビリビリビリビリビリ・・・・
スタートの合図まで待ちきれずビリビリしたり、なかなか取れなくて思い切り引っ張ったり、笑顔と笑い声に包まれた競技となりました。
ひょっこりはんと魔法にかけられた園長先生たちのクオリティが秀逸でしたね!笑
余談ですが、
ひょっこりはんの競技ができたエピソードです。
月一回のげんきまつりミーティング、その日は競技の案を出し合って大筋を決めていく大事な回でした。
リレー系の競技があったり、みんなで協力して競う競技があったり、様々な意見はありますが、なんとなく違うなぁという雰囲気が漂っていたときです。
あるスタッフが「壊したり破ったりってどうですか?本能のままに。こどもたちってそういうの大好きじゃないですか!」
「・・・・おー!いいねそれ!」というやりとりから、この競技が生まれました。
日常の子どもたちの姿をよく見て、子どもたちが何が好きで何をしたいか常に考えているからこそ出た案だったのです。
整理体操は『さくらんぼ体操』です!
「♪さくらんぼんぼんさくらんぼん・・・」
最後は「ありがとうございました!」つくる組のおわりの言葉で終了しました。
当初、おわりの言葉は予定されていませんでしたが、「はじめのことばがあるから、おわりのことばもいいたい!」という5歳児の前日の一言からおわりの言葉ができ、子どもたちも一緒につくりあげるげんきまつりならではの出来事でした。
げんきまつりは「小さくてもいいから運動会をしてほしい」という保護者の方の声から実現したものです。
今回で3回目、ネーミングのとおり【おまつり】のようにみんなでワイワイ楽しむイベントとなりました。
毎年恒例の行事であっても「こうしなければいけない」という考え方ではなく、その時の子どもたちの思いを保育士も一緒になって形にしていけたらと思います。
又、昨年みんなのみらいをつくる保育園が開園したことにより、おうち保育園の子どもたちもつくる組の姿を見て「大きくなったらあんなことができるんだ!」「やってみたいな!」と思えるきっかけの場であったり、卒園したおうち保育園の先生との再会の場、各園とのつながりの場でありたいと思っています。