みんなのみらいをつくる保育園東雲で、お泊まり保育が始まって今年で3年目。
スタッフの「やってみたい」からうまれた企画でしたが、お泊まり保育を経験した子どもからは「またやりたい!」と言う意見が出るほど人気です。
昨年度末、みんつく(※)の年間行事を子どもたちと決めた時も、やりたいこととして真っ先に出てきたのがお泊まり保育でした。
※「みんつく」とは「みんなのみらいをつくる保育園」の愛称です
みんつくのお泊まり保育は4-5歳の希望者が参加します。
初めて参加する4歳児は、昨年の4-5歳児の姿を見て楽しみにしている子もいれば、お家の人と離れて保育園に泊まるということで不安な気持ちの子もいます。
みんつくでは日頃から活動を自分で決めているので、お泊まり保育についても参加するかどうか自分で決めることができます。
計画や準備する様子を見ていくうちに、参加しないと決めていた子に気持ちの変化が現れることもあり、途中までの参加を希望するようになったり、当日「やっぱりお泊まりする!」と大きな荷物を持って登園することもあります。
私たちはその時の子どもの気持ちを大切にしています。
お泊まり保育の内容も子どもたちが意見を出し、話し合いで決めています。
今年は午後のおやつでスイカ割りをし、夕食にうどんとアイスを作りました。食後は夜散歩と花火、そして寝る前にプラネタリウム観賞をしました。
子どもたちのやってみたいを詰め込んだ夢のような1日になりました。
お家の人と離れ、友達と一緒にいろいろな経験をした子どもたちの表情は自信に満ち溢れ、ひとまわりもふたまわりも頼もしく感じました。
お泊まり保育から数日経ったある日の出来事です。
4.5歳児のサークルタイム終了後、5歳児Aちゃんが「まだみんなに話したいことがあるの!」と、冬にもう1度お泊まり保育をしたいことを提案してきました。
スタッフが引き続き参加しようとすると「大人はいいんだ!」と子どもたちだけで自主的に話し合いを始めました。
順番にやりたいことを発言していくと「それいいね!やりたい」と共感することもあれば、「えーー」と不満げな声をあげることもありました。
しかし、そんな時も「意見はちがっていいんだよ」、「〇〇くんはそれは嫌だって言ってた」などと、一人ひとりの意見を大切にしながら進めていく姿にスタッフ一同グッとくるものを感じました。
まさに園名に込められた、みんなのみらいをつくる人に育ってほしいという願いのように成長している子どもたちです。
※3歳児以上は、「感情カード」「ピースフルスクールプログラム」「サークルタイム」を保育に取り入れています。
※お泊り保育は感染症対策を講じた上で実施しています。
園見学随時実施中!園の様子をのぞきませんか?
みんなのみらいをつくる保育園東雲では、入園を検討されている方向けの園見学を随時実施しています。
実際の園の様子をのぞきにきませんか?
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●みんなのみらいをつくる保育園東雲
最寄り駅:東雲駅・辰巳駅