こんにちは。おうち保育園事業部の山崎です。今回インタビューしたのは…。
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おうち保育園西すがも園の頼れる「きむ兄(にい)」こと木村俊行先生。以前はIT企業に務めていたきむ兄が、保育の世界に華麗なる転身を遂げた理由とは…?
◆「これでいいのかな?」朝から晩までパソコンと”にらめっこ”の日々
IT企業で働いていた頃、毎日0歳の息子を保育園に送り、出勤していました。保育園では息子のお友達から”けんちゃんパパ”と呼ばれ、子どもたちは仕事に行く私をいつも見送ってくれました。会社に着くとパソコンとにらめっこ。「これでいいのかな」と、どこかむなしく思う毎日でした。一方、息子の保育園では先生たちがイキイキと働いていました。子どもたちが健やかに育っていく様子を見て、「保育の仕事は充実感が得られそうだな」と思いました。もともと子どもが好きだったというのもあり、「パソコンと一日中向き合う仕事よりは子どもたちを相手にする仕事の方が向いていそうだな」と思い、転職を考えるようになりました。
◆保育未経験者が語るおうち保育園転職の決め手
もちろん保育園での勤務経験はなかったので、未経験者でも働け、研修が充実している所に行きたいと思っていました。そこで、小規模なおうち保育園を知った時に「やってみよう」と思いました。
駒崎代表の考えに共感したことも転職を後押ししました。例えば、イクメン推進についてです。息子が保育園に通っていた頃は、私が保育園までお迎えに行くこともありました。しかし、管理職の身で18時に「帰ります」と言うのははばかられることでした。子どもと関わりたくても、仕事があるため思うように関わることができないお父さんもいると思います。ママだけでなく、パパも育児に困難を抱えていると思っていました。ですので代表の考えには強く共感しました。他にも、待機児童問題や保育士不足の問題など、関心のあった問題に対してフローレンスが行動を起こしていることに感銘し、ここで働くことを決めました。
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◆念願の保育園ライフ!実際に働いてみて思うこと
実際に働き始めて、研修や園での手厚いサポートがありがたかったです。研修が終わった後も、各園の園長やスタッフが熱心に保育の基礎を教えてくれたので、不安は徐々に取り除かれていきました。
保育面では、毎日子どもたちと関わりコミュニケーションを取っていく中で、より深い関わりが出来るようになりました。子どもたちからの視線も、「遊んでくれるおじさん」から「自分のことを気にかけてくれる先生」に変化していったように感じます。子どもたちが困った時のサインも、ひとつひとつキャッチしていけるよう心がけています。子どもがどんな気持ちでいるのかを考えながら、じっくり関わっていけることが、自分にとってのやりがいに繋がっています。
◆子どもたちと、思い出に残る遊びをしたい
男性保育士がいることで、より遊びのバリエーションが増えるように思います。子どもたちもお父さんと遊ぶ感覚になるのでしょうか。床でくるくる回る体操や”高い高い”など、体を使った遊びをしたいと言ってくれます。今は研修や実習で教わったよく知られた遊びが中心ですが、オリジナルの遊びを増やすべく勉強中です。「あの時あんな遊びしたなあ」と子どもたちが楽しく振り返ることができるような、思い出に残る遊びをしていきたいと思います。
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園児のことになると、次から次へと話題が尽きないきむ兄。「これからも、距離が近くて手厚く遊べ、子どもたちの気持ちがすぐに分かるような保育を続けていきたい」と笑うきむ兄の目尻のシワがとても優しく、頼もしく感じました。
(文責:おうち保育園事業部 山崎)